アイリスは10月16日、同社に所属するAIエンジニアのQuan Huu Cap(Quan)氏が、医用画像処理ならびにコンピュータ支援による医療介入の分野でトップクラスの国際会議とされるMICCAI 2026の「Surgical Visual Understanding Challenge 2026(SurgVU2026)」で、Category 2で世界1位を獲得したと発表した。2024年、25年に続く快挙であり、Quan氏はMICCAI Challengeで3年連続世界1位となった。
「MICCAI 2026」(フランス・9月27日~10月1日)は、医療AI分野におけるトップ国際学会の一つ。MICCAIでは例年、医療AI技術に関連した複数のコンペティションが開催されており、Quan氏が優勝したSurgVU2026は、手術動画の理解をテーマとする今年度の目玉コンペティションの一つとなっていた。
今回Quanが世界1位を獲得したCategory 2は、AIが手術動画を見て、その内容に関する質問に回答するという、動画理解と言語処理の両方を扱うマルチモーダルで複雑性の高い課題だった。準優勝は英国の複数の研究室・大学からなる混成チーム、3位は米国の手術AIスタートアップ企業のチームだった。
Quan氏は、24年の腎臓病理画像解析コンペティション、25年の手術動画理解コンペティションでも世界1位を獲得しており、今回で3年連続の世界一となった。
なお、同社では、Quan氏のほかにKaggle Grandmasterの2人を含むAIチームのメンバーが国際的な場で挑戦することを積極的に支援している。
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