◆連続ドラマ「MR―医薬情報担当者」が4日からWOWOWで放映される。主演の向井理さん演じる患者第一が信念のMRと、要潤さん演じる自社利益第一のMRの対峙が見どころ
◆向井さんを取材した。印象的だったのは「悪役なんて本来いない」との言葉。利益なくして新薬開発はできない。そんな現実も踏まえ両MRとも患者のために「仕事をしている」と話した(9月30日号掲載)
◆その言葉を聞き、医療ドラマ「白い巨塔」を思い出した。患者想いの里見助教授に対し、大学教授の座を目指し策謀を巡らす財前助教授は悪役として描かれる。ただ、2003年版では財前への共感も寄せられたと聞く。例えば末期癌の入院患者への対応の場面。病院側は治る見込みがないと転院を里見に求めたが、里見は終末期医療の導入を主張。しかし、居づらさを感じた患者は自主退院してしまう。財前は里見に語る。「いくら(患者のために)悩んでみたところで患者のためになるとは限らない」
◆患者のためとは何か。両ドラマはそう問いかけてくる。
患者のためとは何か
2026年10月02日 (金)
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