
インド工場の全景
オムロンヘルスケアは10月30日、インド・タミルナドゥ州チェンナイ市に設立したオムロングループ初のインド生産工場「OMRON HEALTHCARE MANUFACTURING INDIA Pvt. Ltd.」(工場長:岩中拓人氏)で、インド市場向け血圧計の量産を開始した。
同工場では、インド市場向け血圧計の五つの生産ラインを立ち上げ、本格稼働する。同工場では簡単操作で初めて血圧を測る人にも使いやすいスタンダードモデルをはじめ、血圧値の変化を知らせる「Trend Indicator」や健康管理アプリ「OMRON Connect」との連携機能を搭載したモデルなど、幅広いラインナップを量産する。さらに、一人でも多くの人たちに手に取ってもらえる価格帯を実現させている。
また、同社の松阪工場(三重県松阪市)やベトナム工場で培った生産技術と品質管理ノウハウを導入し、グローバルで展開する医療機器と同等の測定精度と品質を実現する生産体制を構築している。今後は、2028年までに生産能力を10倍に拡大し、インド市場における血圧計の安定供給体制を強化していく。
中長期的には、インド国内のみならずグローバル市場へ健康機器を供給する生産拠点へと拡大させていく。また、喘息などの呼吸器疾患の治療に使用されるネブライザの生産にも拡大し、グローバルでの健康機器の安定供給に取り組んでいく。
同社は2010年に、インドでヘルスケア事業を開始して以来、家庭での血圧測定の重要性を伝える啓発活動や、インド高血圧学会と連携してインド初の家庭血圧ガイドライン策定にも参画してきた。同工場の本格稼働を契機として、インドにおける事業基盤をさらに強化し、家庭血圧のさらなる普及と医療との連携を加速することで、循環器疾患の早期発見・重症化予防に取り組んでいく。
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