パラマウントベッドは、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に向けて、資源の効率的な再生利用と廃棄物の適正な処理に関する活動「RE-BED project」を推進しているが、このほど、全国の顧客の約2700事業所の協力によって、広域認定制度に基づき回収・再資源化したベッドが累計10万台を突破したと、10月1日に発表した。併せて、マットレスは累計10万枚、回収・処理量は累計1.5万トンを超えた。
医療・介護用ベッドは、高い耐久性と安全性を備えている一方で、廃棄時の環境負荷や老朽化の進んだベッドがメンテナンスされずに利用され、事故につながる恐れがあることが課題となっている。
同社グループでは、使用済みの医療・介護用ベッドを単なる廃棄物ではなく、再資源化可能な価値ある資産として捉え、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を意識した取り組みを推進してきている。
具体的には、グループ会社であるパラテクノは、メンテナンスを通じて製品の長寿命化を図り、廃棄物の削減(リデュース)に貢献している。また、同じくグループ会社であるパラマウントケアサービスでは、製品の再利用(リユース)を主軸とした福祉用具レンタル卸事業を展開している。
さらに、製品の再資源化(リサイクル)を推進するためには「広域認定制度」の活用が不可欠であると考え、2012年4月、業界に先駆けて同制度の認定を受けている。
広域認定制度の運用開始以来、同社は全国約200社の収集運搬事業者および約30社の処理施設と連携し、独自の回収スキームを構築。ベッドは1台から回収が可能で、納品と回収をセットで行うことで、ワンストップサービスを実現したほか、再資源化率は99%を達成している。
「RE-BED project」は、単なる廃棄物処理の枠を超え、3Rの理念を全面的に推進する活動として、同社グループのサステナビリティ推進における中核的な取り組みとして位置づけられており、同社のマテリアリティの一つである「環境に配慮した事業活動」と深く結びついている。同社は今後も、製品設計から廃棄物処理まで一貫した環境配慮型の取り組みを一層強化することで、ブランドメッセージ「WELL-BEING for all beings」のもと、持続可能な社会の実現を目指していく。
なお、「RE-BED project」の内容は10月7~9日、東京・有明の東京ビッグサイトにて開催される「H.C.R.2026 第53回 国際福祉機器展&フォーラム」に出展する同社ブースでパネル展示する。
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