日本ライフラインは、9月開催の取締役会で、不整脈アブレーション治療に必須な手技である心房中隔穿刺に関連する製品を有する米国のCross Vascular, Inc.(Cross Vascular社)の全株式を、同社の完全子会社であるJLL Med USA Inc.(JLL Med USA)を通じ取得し、完全孫会社とすることを決議した。
同社は、長期的な成長戦略として自社製品のグローバル展開を加速させ、世界最大の市場の米国で事業基盤を早期に確立するため、米国Cross Vascular社を買収することを決めた。日本ライフラインは、不整脈領域のコア事業であるEP/アブレーションにおいて、国内でリーディングポジションを確立しているが、今後も継続的な高い成長が予測されるグローバル市場への展開を進めていく。
買収の対象となるCross Vascular社は、心房中隔穿刺用高周波システム(RFニードルおよびRFジェネレーター)などの製品を開発しており、すでに米国食品医薬品局(FDA)の510(k)認証を取得している。また、同社は米国特許商標庁(USPTO)から発行された4件の特許を含む米国での知的財産ポートフォリオを構築している。
また、今回の買収とあわせてJLL Med USAはCross Vascular社に対して増資を行うことを決議した。これにより、Cross Vascular社の資本金は日本ライフライン資本金の100分の10以上となり、日本ライフラインの特定子会社(孫会社)に該当することとなった
今回の買収の戦略的意義について、日本ライフラインの代表取締役社長執行役員CEOである鈴木啓介は、「Cross Vascular社が有するFDA認証取得済みの製品を自社のグローバルポートフォリオに組み込むことで、わが社の米国事業を飛躍的に加速させることが今回の買収のねらいです。今後、グローバル戦略を加速することで、グループ全体の持続的な成長と企業価値の向上につなげていきます」とコメントしている。
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