獣医療で薬剤師の役割を広げる動きが活発化している。日本薬剤師会は日本獣医師会が掲げる「ワンヘルス」を接点に連携を模索し、まずは産業動物への医薬品提供への参画を目指す。将来的には犬や猫などペット調剤の医薬分業も視野に入れる。一方、動物調剤専門薬局「12薬局」は医薬品卸などと次世代アニマルヘルスケア・プラットフォームの事業化に乗り出す。アカデミアでも研修プログラムを拡充するなど、職能や教育の各方面で取り組みが具体化してきた。
日薬は農林水産薬事薬剤師部会で獣医療をテーマに取り上げている。3月の臨時総会では獣医療について質疑があり、原口亨副会長が「日薬として興味はあるし期待できる分野」と答弁。一方で、「ペットだけではなく産業動物への医薬品提供も含め検討しないといけない。そこが大きな課題」とした。
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