政府は、一般用医薬品のインターネット販売に関する新たな規制を盛り込んだ改正薬事法・薬剤師法の施行期日を６月12日に、医療・研究目的以外での指定薬物の所持などを禁じる規定を４月１日から施行する政令を公布した。
一般薬のネット販売に関する規制では、大部分の一般薬を原則解禁する一方で、医療用から転用してから安全性評価を終えていない「スイッチ直後品目」と「劇薬指定品目」を新たに設けた「要指導医薬品」のカテゴリーに分類してネット販売を禁止するほか、医療用医薬品のネット販売を禁止して対面販売を義務づける規定などを盛り込んでいる。また、購入者の安全を確保するための専門家による情報提供のあり方や、薬学的知見に基づく指導の義務づけについても定めた。
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