
左から:菊地氏、ニッセイ、三洲電線、Eyes,JAPAN

交流会
メディカルクリエーションふくしま(MCF)の特別企画として実施されているMCF大賞に今年は三洲電線株式会社(本社:愛知県西尾市)の「自動車で採用された細径化技術を医療機器へ!!極細径ケーブル用導体『YS撚り線』」が選ばれた。1日午後5時15分からビッグパレットふくしまで開かれたMCFの交流会で発表された。
MCF大賞は、医療機器分野における新しい技術・製品の開発、販路拡大を目指している企業の技術を広く紹介することなどを狙いとして、2012年にスタートした。15回目を数える今年は15社のエントリーがあり、一次審査で絞られた5社の中から、二次審査と最終審査を経て三洲電線が大賞に選ばれた。今回のMCF大賞は、今年がちょうど福島県の県政150年に当たることから「福島県政150周年記念賞」の副題も付いている。三洲電線は三度目の挑戦での大賞獲得となる。同社の「YS撚り線」は自動車の安全センサーに広く使われている技術で、それを医療機器分野に転用することで、咽頭がんや喉頭がんなどで声を失った患者でも、口を動かせば会話が可能となるデバイスへの活用が期待されているという。
このほか「最優秀賞」に株式会社ニッセイ(本社:愛知県安城市)の「世界初!金属製球状歯車の駆動ユニット」が、「特別賞・将来期待賞」に株式会社Eyes,JAPAN(本社:福島県会津若松市)の「手術室へのPhysical AIの応用-タグ不要の器材識別とGreen Surgery可視化」が選ばれた。
最終審査委員長を務めた医療機器センター理事長・ふくしま医療機器産業推進機構理事長の菊地眞氏は、「今年は非常にハイレベルな審査でした。今回の3社のうち、2社が愛知県、1社が福島県会津の企業です。全国で医療機器を供給している県のトップは福島県で、第2位は愛知県です。やはり愛知の企業は強いという印象でした。愛知は最終製品に強い。一方で、福島がいかに強いかということも、ご承知おきいただきたいと思います」と述べた。
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