
ラウンドマッチング輸送の全体図
ダイキン工業とグループ会社のオーケー器材、ニプロ、合通ロジ、白金運輸、日本貨物鉄道(JR貨物)は2日から、JR貨物が所有する31フィートコンテナを活用した鉄道によるラウンドマッチング輸送を開始した。
今回の取り組みは、ダイキンが堺製作所で製造した業務用エアコンおよびオーケー器材が扱う空調製品用の部材を、東北地方の顧客向けに宮城県内の物流センターへ輸送する。一方で、ニプロは秋田県大館市に所在する生産拠点で製造した医療機器を、関西地方の顧客向けに大阪府内の物流センターへ輸送する。
なお、工場、貨物ターミナル駅、納品先間の輸送については、合通ロジがダイキンの集貨およびニプロの配達を、白金運輸がニプロの集貨を担当する。
異業種間での物流部門のコラボレーションを行うことにより、輸送にかかる総コストを削減できるだけでなく、労働力不足の解消といった点で物流の効率化を図ることができる。また、この取り組みによって、CO2排出量を年間141.9トン(削減率81.0%)削減できる見込みとなっている。
6社は、今後も物流資源の有効活用や効率的な輸送システムの構築に取り組むことによって、物流の脱炭素化や、持続可能な社会の実現を目指していく。
ダイキンは従来、大阪府および滋賀県の空調機生産工場から関東向けなどの製品輸送において、31フィートコンテナを活用した鉄道モーダルシフトに取り組んできている。利用便数の増加や導入区間を拡大しつつ、CO2排出量の削減や物流2024年問題への対応など、持続可能な輸送体系の構築を進めている。オーケー器材も、ダイキン製品との共同輸送を実施している。
ニプロは、医療機器・医薬品物流における環境負荷低減の取り組みを継続すると共に、深刻化するドライバー不足による将来的な物流供給力低下という社会課題に対応を進めており、顧客への安定的かつ持続可能な供給体制の実現を目指し、モーダルシフトを積極的に推進している。
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