アルケアはこのほど、6月24日に双方向型対話の場「第2回ナースともCafe」を開催したと報告した。この取り組みは、医療・福祉の現場で働く医療従事者と企業が語り合い、現場の課題や想いを共有しながら、より良い医療・ケアの実現に向けたアイデアや取り組みを共創する場。参加者が日々の実践で感じる悩みや気づき、改善への想いを語り、企業がその声に耳を傾けることで、今後の製品・サービスや情報提供の開発・改善に役立てることを目的としている。同社は、この取り組みを通じた現場の声を活かしながら、患者と医療従事者の双方にとってより良いケアの循環づくりを目指していく。
同社はメーカーの立場から、看護の現場で患者に寄り添う医療従事者とともに「拘束を最小化していく視点」を軸に課題に向き合っている。今回の取り組みは、その一環として企画された。
今回、全国から54人の参加者が、看護管理者や理学療法士などの立場や役職を超えて対話した。昨年10月に開催した初回では、「他院の現状を知り、新たな視点で考えることができた」「学会へ参加しても具体的な内容は出ていないため、このような場があると助かる」などの評価があり、参加者56人のうちアンケートに回答した44人の95%以上が「次回も参加したい」と回答した。
今回は前回の「話す時間が足りない」という声に応え、日頃の想いをじっくり深掘りし、一人ではたどり着けない解決策を見出す「対話重視(テーマ:拘束について、みんなどうしてる?を聴き合おう)」のプログラムへと進化させた。
参加者からは、「悩みながら日々を過ごしていますが、活発な意見交換ができました。全国で同じように頑張っている仲間がいると知り、大きなパワーをもらいました」「他施設の実践や課題を直接聞くことができ、同じ悩みや活動内容の共有ができたことで、日頃のモヤモヤがなくなり心が救われました」といった声が聞かれた。
さらに、対話の場の運営や取り組みに対する声として、「現場で頑張る人の立場に立って、必要な活動に取り組んでいただき感謝しています」「少人数で他施設の実践や課題を率直に意見交換できる機会は大変貴重で、多くの学びを得ることができました。互いに学び合える場として、今後も継続開催してほしいです」などが挙がっている。
同社は、こうした取り組みを通じ現場の切実な声を直接受け止め、今後の研究活動や、より良い医療・ケアの実現に向けた製品・サービス・情報開発へと還元していくとしている。また、医療関係者への支援にとどまらず、この課題を社会全体で考えていくための認知啓発にも力を入れ、患者、医療従事者、そして企業にとっても持続可能な医療を目指していく。
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