沢井製薬は24日、子会社メディサ新薬の九州工場(福岡県飯塚市)を来年4月をメドに、沢井製薬に移管すると発表した。移管が完了すれば、子会社化研生薬の八郷工場(茨城県石岡市)を除いて、沢井製薬グループの生産工場は全て沢井製薬に集約される。
沢井製薬では、生産工場を集約することで、需要が高まるジェネリック医薬品の、一層の安定供給体制と生産効率の向上を図る考え。
移管方法などの詳細は未定だが、連結業績に与える影響は軽微としている。2月末現在で、メディサ新薬九州工場では178品目を製造している。従業員155人は沢井製薬に転籍の予定。