マツモトキヨシホールディングス(マツキヨHD)は、弘陽薬品(大阪市)、イタヤマ・メディコ(甲府市)のグループ2社の全株式を10日に取得し、完全子会社化した。
弘陽薬品は、大阪を中心にドラッグストア・調剤薬局を15店舗展開。イタヤマ・メディコは、山梨県内に10店舗のドラッグストアを展開しており、両社ともマツモトキヨシと業務提携、フランチャイズ契約を締結している。
2社の子会社化に関し、マツキヨHDでは「フランチャイズ契約という限定的な関係から、今後の協業を堅実的なものへと発展させることで、重点地域と位置づける関西地域や、甲信越地域でも競争力を高め、グループシェアの拡大につなげたい」としている。
このほか、連結子会社のエムケイ東日本販売(仙台市)の商号を、4月1日付で「マツモトキヨシ東日本販売」に変更する。同社は1道12県に「マツモトキヨシ」のブランドで107店舗(1月末時点)を展開している。