日本病院薬剤師会＝第16回CRC養成フォローアップ研修会を今月28、３月１日の２日間、東京渋谷の長井記念館で開く。日病薬は１９９８年度から毎年８月に「薬剤師治験コーディネーター養成研修会」を開き、翌春に「フォローアップ研修会」を実施している。なお、11年度からは夏期研修非受講者も研修可能となっている。定員は１８０人、受講料は会員１万５７５０円（非会員２万３６２５円）、締め切りは14日。研修会では次の各氏の講演を予定している。
〈28日〉
[1]日本における臨床研究・治験の活性化に向けた取り組み（臨床研究・治験活性化５カ年計画２０１２の進捗を踏まえて）＝吉岡恭子（厚生労働省）[2]製薬企業による治験の推進に向けた取り組み（同）＝高見和夫（日本製薬工業協会）[3]統一書式と治験の促進に向けた取り組み（同）＝丸山由起子（治験促進センター）
〈３月１日〉
[1]国際共同治験の現状と実施時の留意点＝石橋寿子（聖路加国際病院）[2]PMDAによるGCP実地調査＝瀬戸宏格（医薬品医療機器総合機構）[3]国際共同治験と海外規制当局査察の現状＝三浦秀憲（米国研究製薬工業協会）[4]治験における遺伝子研究の実施に際し考慮すべき事項＝今井康彦（日本製薬工業協会）[5]治験や臨床研究におけるITの活用＝氏原淳（北里大学北里研究所病院）[6]医師主導治験と中央事務局業務＝笠井宏委（京都大学病院）[7]医療機器治験の特徴と実際＝谷岡寛子（日本医療機器産業連合会）
このほか、初日にはワークショップとして事例検討（グループディスカッション）、２日目には総合ディスカッションを予定している。
