
サノフィグループの希少疾患を手がける子会社「ジェンザイム・ジャパン」は、元ボシュロム・ジャパン社長の足利英幸氏が15日付で新社長に就任したと発表。前社長のニコラス・グランド氏は、米ジェンザイム本社で日本・アジア太平洋地域、カナダ事業を統括するシニア・バイス・プレジデントに就く。
足利氏はボシュロム・ジャパンの社長を4年間務め、同社の業績改善を達成した実績を持つ。ジェンザイム・ジャパンでは、「日本市場を強化する上で、足利氏がトップに適任と判断した」と手腕を高く評価した。
足利氏は、1960年生まれの54歳。84年4月に日産自動車に入社、その後、日本ベクトン・ディッキンソンのファーマシューティカル・システム事業部長に就き、2007年4月から同社社長を務め、10年6月からボシュロム・ジャパン社長を務めていた。