渡邉徹氏(元日本薬剤師会専務理事で前日本薬剤師連盟常任総務)が9日、心不全のため逝去した。73歳。葬儀は家族の意思により親族のみで執り行う。後日、有志による「偲ぶ会」を予定している。
渡邉氏は、1965年に静岡薬科大学卒業後、同年4月に当時の厚生省に入省、薬務局、保険局などに勤務、89年に薬務局審査第2課課長を歴任した。同年7月に細菌製剤協会常務理事を経て、91年から2001年までの十余年にわたり日薬専務理事を務め、01年10月から07年7月まで参議院議員藤井基之氏の政策秘書、08年6月から14年3月まで薬剤師連盟常任総務を務めていた。