ドラッグストア大手のウエルシアホールディングスは、今期(2017年2月期連結)の目標として、売上高6300億円、経常利益237億円(経常利益率3.8%)、当期純利益128億円を挙げる。この前提となるのが積極的な国内出店で、ウエルシア薬局が113店、CFSコーポレーション(CFS)が25店、シミズ薬品が2店舗の計140店舗の新規出店を目指し(退店43)、期末時点の総店舗数は1566店舗となる見込みだ。また、今期は大量出店と併せて調剤併設店にも力を入れ、調剤売上高も1000億円(売上構成比15.9%)の大台を目指す。
前期(16年2月期連結)は、売上・利益のいずれも二桁増の増収増益となった。要因について、水野秀晴社長は「旧高田薬局、旧ウエルシア関西の改装効果が出てきたこと、調剤部門の既存店前期比が計画を大きく上回ったこと」などを挙げる。新規出店は73店(退店37)で、これに子会社化したタキヤの78店舗、シミズ薬品の57店舗、CFSの310店舗、日本橋ファーマの1店舗を加え、期末(2月29日)時点での総店舗数は1469店舗となった(うち調剤併設店は、子会社化による増加分も含め計894店舗)
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