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◆リオデジャネイロ五輪で過去最高のメダル数を獲得した日本代表。各選手が血の滲むような努力を重ね、準備してきた結果が実を結んだ。2020年の東京五輪はさらなる飛躍が期待される
◆製薬業界も各社が従来のような日本選手権ではなく、重点疾患領域を絞り、グローバルで五輪出場権を競い合う。もはや世界基準でなければ戦えない。4年前の12年3月期決算は、主力品の特許切れと円高で海外売上が失速した。そこから一転して16年3月期は多くの企業が好決算を達成し、大手・準大手は過去最高益を叩き出した
◆多くの企業が中期計画と長期ビジョンの最終年として迎える20年度。4年後を見据えた戦いが既に始まっている。ジェネリック医薬品の数量シェア80％も待ち受ける中、自己ベストを更新し続ける強靱な体力と緻密な戦略が必要だ
◆各企業が日本代表として、“日の丸新薬”を多く生み出し、世界にいち早く届けて、各領域で一番いい色のメダルを獲得してほしい。それが世界の病気で苦しむ患者を救うことにつながる。