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【国際医療研究センター】接種後感染を一定数確認‐2回完了で重症少なく

2021年10月04日 (月)

 国立国際医療研究センターAMR臨床リファレンスセンターの松永展明臨床疫学室長らの研究グループは9月29日、新型コロナウイルスワクチン接種後も感染(ブレイクスルー感染)が見られたとの調査結果を公表した。ただ、2回目接種完了者は非接種者よりも重症割合が少なく、65歳以上の高齢者の死亡率も同様だった。調査結果を踏まえ、未接種者への迅速な接種の実施が必要とした。

 調査は今年7月1日以降に入院した患者3417人を対象に実施。このうち、接種から14日以上経過後に感染、入院した人を「接種完了者」と位置づけた。非接種者は2456人、1回目接種完了者は64人、2回目接種完了者は54人だった。


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