政府は規制改革ホットライン検討項目の対応策を公表し、薬局における待合室基準や保険薬局における「公道に面する」との規制を見直すよう求める提案に対して、厚生労働省が「対応不可」と回答した。オンラインでの営業に特化した薬局を想定した提案だが、オンライン服薬指導から対面指導への切り替えを見越し求められる構造設備要件を遵守すべきとした。
提案は日本フランチャイズチェーン協会(JFA)が11月に行ったもの。具体的には、デジタル化の進展を背景に、患者に対して適切な調剤が行われる環境が整備できるのであれば、オンライン営業に特化した薬局として十分と指摘。薬局における待合室基準や保険薬局における「公道に面する」との規制は不要として、薬局の立地・実態に合わせて必要な構造規制を見直すよう求めた。
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