東京都薬剤師会は、次世代を担う薬学生や薬剤師を育成するため、「次世代薬剤師育成プロジェクト(仮称)」を開始する計画を発表した。薬学生や薬剤師のスキルや経験に応じて最適な生涯教育コンテンツを提供し、倫理観や深い思考力、経営的能力を持った薬剤師を育成する。会員薬局に対しては地域の薬局で働きたい薬学生とマッチングし、スタッフの高齢化や薬剤師不足、後継者不在といった人的問題の解消を支援する。来年1月にプロジェクトチームを立ち上げ、4月から薬学生や社会人1~3年目の薬剤師にコンテンツ提供を開始する。
同プロジェクトは、薬局が地域住民の健康拠点となる中、重要な医療的社会資源として絶やすことなく維持していくのが目的。薬学生・社会人1~3年目の薬剤師を「フェーズ1」、社会人4年目以降の薬剤師を「フェーズ2」に位置づけている。
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