医療機器製造受託サービスを展開するNISSHAはこのほど開催した取締役会で、ベトナム・ホーチミン市の医療機器メーカーである USM HEALTHCARE MEDICAL DEVICES FACTORY JOINT STOCK COMPANY(USM Healthcare)の株式を取得し、同社を子会社化することを決定した。
ベトナムを含む東南アジアでは、経済発展と医療水準の向上を背景に、医療機器市場が急速に拡大している。
同社では従来、医療機器の最先進国である米国を中心に、低侵襲医療用の手術機器などに関する高い設計・開発・製造能力を活用し、医療機器CDMO(開発製造受託)の事業拡大を目指してきた。また同社は、米国での事業拡大を継続すると共に、今回の子会社化により、アジア地域において新たに医療機器製造の事業基盤を獲得することになる。
NISSHAグループが有する米国や日本の顧客基盤や、医療機器CDMOの設計・開発・製造の知見、品質マネジメントを最大限に活用し、USM Healthcareの既存事業の強化・効率化を図ると共に、東南アジアにおける医療機器CDMOの地理的拡大を推進していく。
USM Healthcareは、ステント分野でベトナム唯一の国産メーカーとして、国産医療機器への優遇政策を背景に近年成長を続けており、今後さらなる拡大が期待されている。また、医療機器メーカー向けには、製品設計・開発・製造の能力を活用し、医療機器 CDMOを展開している。
なお、USM Healthcareの資本金の額が、NISSHAの資本金の額の100分の10以上に相当するため、株式取得後にUSM HealtncareはNISSHAの特定子会社に該当する見込みとなっている。
「医療機器・化粧品」の記事に関するご意見・お問合せは下記へ。
担当者:河辺
E-mail:kawabe_s@yakuji.co.jp
TEL:03-3866-8499















