日本薬剤師会の都道府県会長協議会が11日に都内で開かれ、26日から本格運用が開始予定の電子処方箋について、都道府県の会長から薬局におけるシステム改修作業でベンダー対応の遅れを懸念する声が相次いだ。
渡邊大記副会長は、電子処方箋の運用開始に向けた準備状況について、「オンライン資格確認の基盤とHPKIカードの発行は進んでいるが、システムについてはベンダーから薬局へのシステム導入にかかる説明や費用の提示がほとんど進んでいない」と進捗の遅れを報告し、「26日から解禁となるが、対応可能なところは少ないのかもしれない」と述べた。
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