9日の世界腎臓デーを前に日本腎臓病協会の柏原直樹理事長(川崎医科大学副学長)は2日、都内で講演し、薬剤師を含む多職種連携によるCKD(慢性腎臓病)療養指導により「相当、進行を抑制できている」と指摘した。薬剤治療における医師との連携の観点からも「薬剤師の関わりが重要」と話した。
柏原氏は、「患者を中心に看護師、薬剤師、管理栄養士らがチームで取り組むことが有効であることが分かっている。例えば、食事指導でも、一つの職種だけ見るのではなく、専門性の異なる方々が家庭環境を含めて多面的にトータルに管理することが有効と考えている」と説明した。
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