大阪府薬剤師会の乾英夫会長は6日の定例会見で、10月1日からスタートした選定療養について、「国や行政が十分周知していなかったため、混乱するのではないかと心配していたが、各薬局では数カ月前から対象患者に説明していたこともあり、大きな混乱はないと聞いている」と現状を語った。
乾氏は一方で、後発品の供給不足により「薬局では後発品に変更したくても在庫がなく、変更できないケースも出ている」と指摘し、長期収載品でも薬剤師の裁量で選定療養外として調剤するケースもあると説明した。
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