「JACLaS EXPO 2025－臨床検査機器・試薬・システム展示会－」が10月3日から5日までパシフィコ横浜展示ホールで開催され、例年どおりの出展者と来場者で賑わった。
JACLaS EXPO（ジャクラス・エキスポ）は、一般社団法人日本臨床検査機器・試薬・システム振興協会（略称JACLaS、理事長：八須賀淳・株式会社日立ハイテク）が、一般社団法人化した2012年の翌年からほぼ毎年開催（2020年は新型コロナで中止）している臨床検査機器や試薬等の国内最大の展示会。目的は[1]臨床検査機器・試薬・システム関連情報を医療機関、医療関係者に適切に提供し、臨床検査分野の発展と国民の医療と福祉に貢献すること、[2]臨床検査機器・試薬・システム関連の最新技術を国内外に広く情報発信する場を提供すること。後援は、一般社団法人日本医療検査科学会、一般社団法人日本臨床検査医学会、一般社団法人日本分析機器工業会、一般社団法人日本臨床検査薬協会。
今回は129社が最新の機器やシステムなどを展示し、主催者発表の速報値によると、海外からの来場者も含め延べ1万1241人が来場した。また、会場の一角には同時開催の日本医療検査科学会第57回大会（大会長：中山智祥・日本大学医学部病態病理学系臨床検査医学分野教授）の中継場も設けられた。展示会場で大きなブースを構えていたのは、「日立ハイテク、ロシュダイアグノスティックス」「アボットジャパン、キャノンメディカルシステムズ、キャノンメディカルダイアグノスティックス」「日本電子、富士レビオ、H.U.フロンティア」「シスメックス」「エイアンドティー」「栄研化学」「シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス」「テクノメディカ」「アークレイ」「オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス」「ベックマン・コールター、ラジオメーター」「アイディエス」「東ソー」「富士フイルム和光純薬、富士フイルムメディカル」「積水メディカル」「PHC」「バイオ・ラッドラボラトリーズ」など。
JACLaS EXPOはこれまでパシフィコ横浜か神戸国際展示場のどちらかで開催されているが、来年は10月8日（木）～10日（土）、神戸国際展示場での開催が予定されている。
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