パナソニックは28日、SBIインベストメントと共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド(通称:くらしビジョナリーファンド)を通じ、機能性スキンケアブランド「SISI(シシ)」を展開するSISIへ出資し、パナソニックとSISIは美容商材の新規開発を主とする協業の覚書を締結したと発表した。
SISIは、天然由来の有用性とサイエンスの力を追求した敏感肌を思う機能性スキンケアプロダクトを、オンラインおよび、百貨店やドラッグストアなど多彩な販売チャネルで展開している。また、専門家による肌の解析サービスSISI LABを提供し、肌状態に合わせたケアやアドバイスを行うなど、理想の肌に向けたサポートにも取り組んでいる。今回の出資受け入れを契機に、美容商材の新規開発をテーマに協業を行っていく。
パナソニックは、これまでビューティ・ヘルスケア領域で、家電製品の開発を通じ、多くの人の美容や健康の悩みに向き合い、事業を展開してきた。今回の出資を通じ、SISIとの協業関係を深め、SISIが保有する化粧品事業の知見、SISI LABを通じ蓄積したデータ群に、パナソニックが強みを持つ美容家電製品やモノづくりの知見を融合させたプロダクトおよびソリューションを提供することで、新たな顧客体験、顧客価値の創出を目指していく。
パナソニックは今後も、くらしに関わる「エネルギー」「食品インフラ」「空間インフラ」「ライフスタイル」といった事業領域に強みを持つ国内外の有望なスタートアップへの投資を通じ、強固な関係に基づいたオープンイノベーションの取り組みを強化していく。
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