富士通は20日、同社が長崎県壱岐市の社会医療法人玄州会向けに実施した、AIを活用した収入改善と経営高度化の推進プロジェクトが、世界経済フォーラムのAI Global Allianceが主催するMINDSプログラムで、先進事例の一つとして選定されたと発表した。
同プロジェクトで同社は、社会課題を起点とする事業モデル「Uvance」を通じて提供する、データとAIを活用するオペレーションプラットフォーム「Fujitsu Data Intelligence PaaS」を活用した病院経営ソリューションを開発した。これにより、玄州会が経営する光武内科循環器科病院で、施設基準のコントロールや病床運用の最適化、患者の入院から退院までのプロセスの効率化を実証している。
今回の選定では、
▽AIを短期的な対策にとどめず、病院経営ソリューションにより組織の運営モデルに組み込むことで、持続的な病院経営を実現する方法を実証している。
▽病院経営ソリューションが、形式が統一されていないデータも柔軟に統合できる高い拡張性を有しており、日本国内の小規模病院から大規模病院まで展開が可能であり、医療のレジリエンス強化と持続可能性の向上に貢献している。
▽光武病院において、経営の持続可能性と業務効率が向上し、年間約10%の収入増加と、月間約400時間の病院管理業務の工数削減を実現している。
――点が高く評価された。
MINDSプログラムは、世界各国のAI業界における独立性を保った業界横断的なリーダーが、社会全体に測定可能なインパクトをもたらすAIの成功事例を選定し、紹介する取り組み。今回、数百件の応募の中から15件の先進事例の一つとして選出されたことは、同社の病院業務変革への取り組みがグローバルに高く評価されたことを示している。なお、同社は昨年7月に続く2期連続での選定となる。
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