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記者は記者

2026年04月22日 (水)

◆いつの頃からか、頭を下げられることが多くなった。相手方の頭頂部が見えては慌ててもう一段深く頭を下げる。30年も記者をやっていると、会う方の多くが自身より若い方になったが、自身の下げ方が浅いのかもしれないと恥じ入る
◆先輩記者の忠告を思い出す。「取材は相手の仕事を邪魔しているかもしれないことは忘れるな」。大切な用事の合間を取材に割いているかもしれない。謙虚であれということ。「記者が頭で書くようになったらおしまいだ」。乱暴に言えば、お前の拙い意見なんぞ読者は望んでいないということだろう。記事も論評も現場に根差せということだ
◆そう、記者を何年やろうが、記者は記者。事実と読者をつなぐのが役割だ。読者には感謝しかないし、読者に届ける記事は行政や業界の関係者、医療職、患者の方々の貴重な情報が元になる。解説も論説も現場の方々からいただく情報や知見なしには書けない
◆記者は頭を下げられる立場にあるはずがない。転職、異動などあいさつの機会が多い4月に考えていた。



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