立石科学技術振興財団はこのほど、2026年度の助成対象を決めた。今年度は、合計361件の応募があり、その中から研究助成として52テーマ(総額1億8924万円)、前期国際交流助成として12テーマ(同額791万円)(後期は9月下旬決定)の助成を決まった。なお、助成金贈呈式は5月22日、京都市下京区のにオムロン京都本社1F「みやこホール」で開催する。
研究助成受領者および助成内容は次の各氏。
〈研究助成(S)〉(最大3000万円/助成期間4月~2029年3月)
▽岡田慧(東京大学大学院情報理工学系研究科教授)―ロボット・コンパイラ:物語を体現する機械身体の自動創成
▽田畑仁(東京大学大学院工学系研究科教授)―日常の健康を見守る電子の鼻
〈研究助成(A)〉(最大300万円/助成期間26年4月~27年3月)
▽赤池麻実(熊本大学大学院先端科学研究部育成助教)―生体内環境に調和したイオンフレキシブルセンサの構築
▽板寺駿輝(産業技術総合研究所インテリジェントシステム研究部門主任研究員)―物理的インタラクションを通じて人の運動状態を改善するTouchable-AI
▽岩崎裕江(東京農工大学大学院工学研究院教授)―機械視と人視を両立するサイバーフィジカル空間を繋ぐ効率的スケーラブル映像伝送
▽宇野真由美(大阪産業技術研究所研究管理主幹[総括研究員])―人の行動意思を読み取るテキスタイル型インセンサ・リザバー計算素子の開発
▽梅津信二郎(早稲田大学創造理工学部総合機械工学科教授)―汗排出機構を備えたフレキシブル電極の開発による長時間安定バイタルセンシングの実現
▽大平峻(中央大学先進理工学部電気電子情報通信工学科助教)―人と機械における安心・安全な協調動作制御システムの開発
▽大村眞朗(富山大学学術研究部工学系准教授)―透析回路の血栓形成のリアルタイム可視化と低周波超音波による抑制機構の開発
▽金田礼人(電気通信大学大学院情報理工学研究科准教授)―安全かつスムーズに階段昇降が可能なクローラ式車椅子
▽河原塚健人(東京大学大学院情報理工学系研究科講師)―筋肉の三次元形状を詳細に模倣する筋骨格ロボットの設計と制御
▽Kim Jeonghyun(九州大学大学院工学研究院准教授)―受精卵の形態と力学特性を統合した画像解析基盤の創成
▽倉科佑太(東京農工大学工学研究院准教授)―生体機能の機械的制御を見据えた超音波による細胞の遺伝子発現誘導
▽黒田彗莉(東京大学大学院工学系研究科特任研究員)―動きの階層的理解にもとづいた抽象的で長期的な予測を行う深層生成学習モデル
▽上瀧剛(熊本大学大学院先端科学研究部教授)―半自動楽器演奏ロボットシステムによるインクルーシブな音楽体験の創出
▽坂上友介(大阪大学大学院基礎工学研究科講師)―確率共振電気刺激による歩行中の姿勢安定性向上手法の開発と向上に伴う生体効果の実証
▽鈴木太郎(千葉工業大学先進工学部未来ロボティクス学科教授)―ウェアラブルセンサによるcm精度測位に基づく歩行者ナビゲーション・行動支援の高度化
▽高桑聖仁(東京大学大学院工学系研究科助教)―水蒸気プラズマによる水素結合を利用した着脱可能な機能的直接接合技術の開発
▽時実悠(徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所講師)―ヘテロダイン検出と波面再構成法によるインフラ構造のためのテラヘルツ非破壊検査技術
▽中川聡(東京大学大学院情報理工学系研究科助教)―人とAIの協調的熟慮を実現する多視点対話基盤の構築のための公共空間での大規模実証
▽中山良平(立命館大学理工学部電子情報工学科教授)―混合現実(MR)とAIによる臓器運動を考慮した外科教育支援基盤の構築
▽畑田裕二(東京大学大学院情報学環助教)―セレンディピティの制御に基づく知的生産活動のための情報作業環境の設計
▽原口大輔(近畿大学理工学部機械工学科准教授)―前腕のバイオメカニクスと調和する身体拡張インターフェース
▽平田祐樹(東京科学大学総合研究院未来産業技術研究所准教授)―2次元ナノポアを用いた高速・高精度シーケンシング技術による単一分子検出の限界突破
▽布江田友理(森ノ宮医療大学医療技術学部臨床工学科教授)―複合センシングとAI for Scienceによる熟練技能継承基盤の構築
▽福田憲二郎(大阪大学大学院工学研究科教授)―生体と調和する不可視導電ナノ膜の開発と応用
▽堀部和也(理化学研究所脳神経科学センター基礎科学特別研究員)―LLMに内的動機を実装するボトムアップ型AIアラインメント
▽松村太郎次郎(産業技術総合研究所マテリアルDX研究センター主任研究員)―GPUを活用したリアルタイム・ピークフィッティング技術の開発
▽本木実(熊本高等専門学校情報通信エレクトロニクス工学科教授)―超省電力オンチップ学習AIのための感度調整学習による学習深層化の研究
▽森本雄矢(早稲田大学理工学術院基幹理工学部教授)―マイクロデバイス×培養組織で拓く運動下薬理を評価可能なヒト運動モデルの開発
▽八井崇(豊橋技術科学大学電気・電子情報工学系教授)―超高感度集積ダイヤモンド量子センサーモジュールの開発
▽山田駿介(九州工業大学大学院工学研究院助教)―金属イオンと有機物間の相互作用を用いた生体由来超分子イオンゲルの開発
▽山本理恵子(北海道大学環境健康科学研究教育センター特任助教)―人機協調型転倒防止装具のやわらかい接地制御と先行環境検知・高応答機能の開発
▽吉田光輝(芝浦工業大学工学部機械工学課程助教)―折紙工学と3Dプリンティングで構築するソフト・マイクロロボティクス
▽劉文斌(立命館大学情報理工学部助教)―機械的振動刺激を用いた上肢リハビリテーション動作の運動制御アルゴリズムの開発
〈研究助成(B)〉(最大600万円/助成期間26年4月~28年3月)
▽梶本裕之(電気通信大学大学院情報理工学研究科教授)―電子回路要素のみからなるアクチュエータ技術創出と触覚提示応用
▽鈴木郁郎(東北工業大学大学院工学研究科教授)―味細胞の1細胞電気活動パネルによる新規味覚評価法の開発
〈研究助成(C)〉(博士後期課程の学生に年間60万円/助成期間26年4月~最大3年間)
▽石山遼(九州大学大学院システム情報科学府博士後期課程)―グラフィックデザインの情報理論:視覚的単純化と一義化
▽勝間田里菜(東京大学大学院工学系研究科博士後期課程)―聞き手行動と音声言語モデルによる難聴者発話訓練支援システムの開発
▽関和諒子(総合研究大学院大学先端学術院博士後期課程)―環境・身体・脳神経系の同時計測によって読み出す昆虫の適応システム
▽ZOU QIAN(大阪大学大学院工学研究科博士後期課程)―杜仲ゴム接着層搭載磁気ソフトロボットによる血管疾患標的治療の研究
▽園田優貴(東京大学大学院医学系研究科
博士課程)―オンプレミス大規模言語モデルを用いた放射線科読影報告書生成支援機構および有用性検証
▽竹之内隆伸(東京農工大学大学院工学府博士後期課程)―非破壊・非標識・高精度な血中腫瘍細胞クラスター識別技術の開発
▽玉井隼(筑波大学大学院グローバル教育院博士後期課程)―高齢者や神経疾患者の排便機能を改善するロボットリハビリテーション技術の開発
▽中澤由理(早稲田大学大学院先進理工学研究科博士後期課程)―肘の慣性脱力伸展に基づく人型投球ロボットの運動生成と投球動作解析
▽西上莉奈(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科博士後期課程)―次世代型のCT装置を用いた密度画像生成アルゴリズムの開発および臨床利用
▽原薗迪子(東京都立大学人間健康科学研究科博士後期課程)―感覚入力に基づく運動支援方法の探索(前庭感覚と捕球動作の関係からの検証)
▽牧野和馬(三重大学大学院情報工学研究科博士後期課程)―上腕の筋活動からの手掌動作情報の抽出とエッジAI推論式義手の開発
▽三田有輝也(東京大学大学院工学系研究科博士後期課程)―音響指紋を用いたロバストなロボット自己位置認識システムの開発
▽森田雅人(九州大学大学院工学府博士後期課程)―形状柔軟性を活用した連続体ロボットハンドによるインハンドマニピュレーション
▽矢野圭悟(高知工科大学大学院工学研究科博士後期課程)―弾性分子結晶に着目した自己発電型フレキシブル熱電変換デバイスの開発
▽山岸陽助(東京大学大学院医学系研究科
博士課程)―放射線科医の診断思考プロセスを再現する大規模言語モデルと自動評価基盤の開発
「医療機器・化粧品」の記事に関するご意見・お問合せは下記へ。
担当者:河辺
E-mail:kawabe_s@yakuji.co.jp
TEL:03-3866-8499




















