武田薬品は、特定の癌細胞に発現するCLDN18.2蛋白質を標的にした進行胃癌を対象にした抗体薬物複合体(ADC)の「TAK-921」を2027年度中に日本で承認申請する予定だと明らかにした。同剤は予後不良と言われる切除不能の3次治療以降の新たな選択肢を想定する。治験の中間解析結果では全生存期間(OS)、無増悪生存期間を有意に改善した。
細胞傷害性薬剤エキサテカンを結合した同剤は、中国のバイオ企業イノベントバイオロジクスが開発しているもので、中国では同社が既に承認申請し、優先審査指定されている。武田は同剤について、中国・香港・マカオ・台湾以外の全世界における開発、製造、商業化に関するライセンス・提携契約を25年10月に締結した。治験結果の第2回中間解析結果は26日に武田から発表された。
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