日本薬剤師研修センターは、認定実務実習指導薬剤師が、昨年末で１万６６３８人に達したことを明らかにした。昨年の同センター独自事業としての認定者を含めた人数。このうち、薬局薬剤師は１万１２６０人、病院薬剤師は５０００人を突破し５３７８人となった。
都道府県別に見ると、最も多かったのは東京の１６３４人（薬局：１０４７人、病院：５８７人、薬大数：９校）、次いで大阪１２２５人（８５５人、３７０人、５校）、兵庫１０５２人（７１８人、３３４人、５校）と、３都府県が４桁に達している。
そのほか、▽北海道９５３人（６０２人、３５１人、２校）▽神奈川９３８人（６００人、３３８人、２校）▽千葉８５５人（５５７人、２９８人、７校）▽埼玉７５１人（５２８人、２２３人、２校）▽愛知７４９人（５１２人、２３７人、４校）▽福岡５６８人（４２８人、１４０人、３校）▽京都４９９人（３３６人、１６３人、３校）▽広島４３１人（３２１人、１１０人、４校）▽長野４０４人（２７５人、１２９人、０校）▽新潟３８３人（２５７人、１２６人、１校）――など、首都・大都市圏、あるいは薬大を抱える府県で多かった。
逆に少ないのは、▽鳥取57人（35人、22人、０校）▽沖縄64人（29人、35人、０校）▽島根72人（48人、24人、０校）▽高知84人（56人、28人、０校）――が２桁で、いずれも薬大がない県だった。
