健康食品・化粧品・医薬品をはじめとする総合受託メーカーの三生医薬(静岡県富士宮市)は、拡大する中国の健康食品市場へ進出している同社の顧客、また現在進出を検討している顧客のビジネスサポートを目的として、上海事務所を開設した。所在は上海市長寿路587号沙田大厦1412。
中国では経済成長に伴い、国民にセルフメディケーションの意識が芽生え、また経済的余裕も出てきていることから、健康食品に対するニーズが高まっているという。 三生医薬の顧客でも、中国へ商品を供給している企業は多く、その顧客がスムーズに中国内での販売展開が行えるように支援していくほか、新たに進出を検討している企業にも、コンサルティングや販売ルートの案内など、情報提供を行っていく。
このほか「厳しい品質チェックを経た、コストメリットのある中国産の原料情報や、中国の消費者ニーズを捉えた製品情報を提供し、顧客への支援を継続的に行っていきたい」(同社)としている。