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生活保護の医療扶助「ジェネリック薬は誘導策で」‐田村厚労相が言及

2013年01月15日 (火)

 田村憲久厚生労働相は8日、閣議後の記者会見で、生活保護の医療扶助におけるジェネリック薬(GE薬)の義務化について、「誘導策で基本的にGE薬を使ってもらう方向性を決めていくような仕組みを作っていきたい」との考えを示した。

 自民党は昨年11月、生活保護プロジェクトチームが示した生活保護制度改革案の中で、GE薬の使用義務化を打ち出し、衆議院議員選挙の政権公約にも盛り込んでいたが、田村厚労相は、「今の時点で義務づけるというのは、いろいろな問題が出てくるのではないか」と改めて慎重姿勢を示すと共に、「特に医師の裁量権という問題もあるので、製品名で書かれた場合の問題などを考えると、なかなか今の時点で義務づけは難しいのではないか」との考えを述べた。


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