神奈川県薬剤師会と神奈川県病院薬剤師会は共催して第12回かながわ薬剤師学術大会を、「地域の中での薬剤師を考える―今、やるべきこと」をテーマに13日、横浜市内で開催した。ポスター発表を中心に会員による学術発表、メインテーマに沿ったシンポジウムなどのほか、県民を対象にした市民公開講座、お薬相談・血管年齢測定・体組成測定も行い、多くの人たちで賑わった。
開会式では加藤昇一県薬会長、高尾良洋県病薬会長らがあいさつした後、地元選出の松本純衆議院議員、参議院の藤井基之議員らが来賓として祝辞を述べた。松本議員は診療(調剤)報酬改定に当たっての麻生太郎財務大臣とのやり取りの一端を披露。「麻生大臣から、どうしたら医療費を抑えられるか発信すべきといった大きな宿題を預けられた。薬剤師自らが、その公益性を考え、自立する薬剤師とは何かを議論してもらいたい」と、医療費抑制の面での薬剤師の活躍に期待を示した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。