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瀬崎仁(せざき・ひとし=京都大学名誉教授、薬剤学専攻)氏が、18日午前2時23分、心筋梗塞のため死去、78歳。通夜・告別式は19、20日に京都市内で行われた。喪主は長男の輝(あきら)氏。自宅は京都市左京区岩倉三宅町403の4。
瀬崎氏は1953年3月に京大薬学部を卒業、同年7月から母校に勤務、65年に助教授、71年に教授に就任、翌72年から2年間は附属病院薬剤部長を併任し、86年5月から2年間薬学部長・薬学研究科長を務めた。92年3月薬剤学教室(現薬品動態制御学)教授を最後に退官し、4月から摂南大学薬学部教授に就任、98年4月から4年間、同大薬学部長を務めた。
そうした一方で、95、96年には日本薬学会会頭に就任、日本薬剤学会第4代会長も務めたほか、84年には水島裕氏らと日本DDS学会を設立、88年から91年まで同学会理事長を務め、現在名誉理事でもある。日本学術会議会員(3期)、中央薬事審議会委員(4期)なども歴任した。
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