【新製品】フッ化物洗口剤「エフコート」‐初のOTCむし歯予防薬を発売 サンスター

2015年9月25日 (金)

エフコート

 サンスターは18日から、主に歯科医院向けに展開する口腔ケアシリーズ「バトラー」から、OTC医薬品のむし歯予防薬として日本初のフッ化物洗口剤「エフコート」(要指導医薬品)を新発売した。有効成分として0.05%濃度(フッ化物イオン濃度225ppm)のフッ化ナトリウムを配合し、1日1回食後または就寝前に30秒から1分間うがいし、口中にフッ化物を行き渡らせることで歯の表面の再石灰化を促す。

 フッ化物(フッ素)は、むし歯予防効果が高い有効成分ではあるが、日本ではこれまで洗口剤に配合することは、歯科医師から処方される医療用医薬品としてしか認められておらず、一般向けには医薬部外品の歯磨剤に配合した製品のみが販売されてきた。2006年から歯科医院向けにフッ化物洗口剤の販売を開始したサンスターでは、医療用医薬品としての実績を積みながら一般用医薬品としての認可を求めてきたが、今年3月に日本で初めて要指導医薬品として「エフコート」が承認を受けた。

 近年では、子供のむし歯が減りつつある一方で、高齢者のむし歯が増加傾向にある。歯を失う人が減ってきた反面、残った歯がむし歯になるケースであり、特にむし歯治療後の詰め物の隙間にむし歯菌が入り込むことによって再発する「二次う蝕」が起こりやすくなるのが要因。また、加齢や歯周病によって歯ぐきが下がることで、歯の根元の象牙質が露出するが、象牙質は酸に溶けやすいため、歯の根元にできる「根面う蝕」が進行しやすくなる。

 むし歯予防には、食後の歯磨きで食べカスや歯垢を取り除くことと共に、常にフッ化物が口中にあって、歯の表面の再石灰化を促すことが望ましいとされている。フッ化物配合の歯磨剤の使用に加え、フッ化物洗口剤を併用することで、むし歯予防効果を一層高めることができる──ということで、サンスターでは“一生自分の歯で食べるための新習慣”として、「エフコート」を訴求していく。

 フッ化物洗口によるむし歯予防は、幼児から高齢者まで歯が存在する限り有効ではあるが、しっかりと洗口して吐き出せる年齢も考慮して、「エフコート」では4歳以上を対象年齢としている。

 1日1回食後または就寝前に1回量5~10mLを口に含み、歯面に十分に行き渡らせるよう30秒から1分間ブクブクとうがいし、吐き出す。使用後は水などで口をすすぐ必要がないため、歯面にフッ化物がしっかりとどまり、歯の再石灰化を促進して歯質を強化し、脱灰(カルシウムの溶け出し)を抑制することで、むし歯を予防する。容量250mLで、税別希望小売価格1500円。

 このほか今月からは、炎症抑制作用がある生薬トウキ(当帰)エキスをはじめ、四つの薬用成分が口臭・ネバツキを伴う歯肉炎・歯周炎を予防する「サンスター薬用塩ハミガキ」に、新たに爽やかなナチュラルハーブミントタイプの「すっきり・さわやか香味」を追加発売している。容量85gで、税別希望小売価格980円。




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