日本製薬工業協会は22日、大阪市内のホテルで第237回総会後記者会見を開催し、松原明彦常務理事が、「TPP合意における医薬品業界の影響はほとんどない」との考えを示した。また、ツムラが製薬協に再入会したことも併せて報告された。
松原氏はまず、TPP交渉に当たって製薬協から、[1]特許延長制度[2]データの保護期間[3]パテントリンケージ――の3点を要望してきたことを強調。その上で、特許延長制度については「明確に義務規定はないが、一定の理解が得られている」と説明した。
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