佐藤製薬は、解熱鎮痛薬「リングルアイビーシリーズ」から、解熱鎮痛成分のイブプロフェンを1カプセルに200mg配合し、OTC医薬品最大の1日600mg(1日3回)まで服用できる「リングルアイビーα200」(第1類医薬品)を新発売した。
リングルアイビーシリーズは、つらい頭痛・生理痛・発熱に速く効く特徴から、女性からの支持が多い解熱鎮痛薬。近年は女性が活躍できる環境が広がりを見せるが、頭痛・生理痛による悩みにより、仕事やプライベートなど日常生活の質を低下させてしまう女性も少なくない。「リングルアイビーα200」は、高付加価値の解熱鎮痛薬として、こうした女性層を応援する。
1カプセルにOTC医薬品最大量のイブプロフェン200mgを配合し、さらに同シリーズの特徴でもある“液体inカプセル”は体内で吸収されやすいよう、イブプロフェンが既に溶けているため、速やかに効果を表す。急な発熱や生理痛が比較的長く続く時や、痛みがいつもよりつらいと感じる時などに優れた効き目を発揮する。
眠くなる成分(鎮静催眠成分)が入っていないので、仕事中や車を運転する際も服用しやすい。症状が現れた時に、成人(15歳以上)1回1カプセルを1日2回までとして、なるべく空腹時を避けて服用する。ただし再度症状が現れた場合には、4時間以上の間隔を空けて3回目を服用できる。税別価格は12カプセル1274円。
同社では、既存品の「リングルアイビー錠α200」と共に、第1類医薬品の発売ということで、「薬剤師向けの情報提供としてセミナーの実施に加えて、店頭での適正使用のための支援ツールを充実させていく」としている。