日本ベーリンガーインゲルハイムとアステラス製薬は、高血圧症に対するアンジオテンシン(AT)1受容体拮抗薬(ARB)「ミカルディス」と持続性カルシウム拮抗薬(CCB)「アムロジピンベシル酸塩」、チアジド系利尿薬「ヒドロクロロチアジド(HCTZ)」の3剤合剤「ミカトリオ配合錠」を新発売した。
ミカトリオ配合錠は、日本初のレニンAT系阻害薬、カルシウム拮抗薬、少量利尿薬の3成分を含有した配合剤で、従来のARB/CCB2剤配合剤「ミカムロ配合錠」やARB/HCTZ2剤配合剤「ミコンビ配合錠」と比べて、高い降圧効果が24時間持続することが見込まれている。
ミカトリオ配合錠は、ミカルディス、ミカムロ、ミコンビと共にミカルディス製品群として事業展開を行う。従来のミカルディス製品群と同様に日本ベーリンガーインゲルハイムが製造し、アステラスが販売、両社で共同販促を行う。