“中栓”がつき注ぎやすい瓶口に
養命酒製造は、主力製品の「薬用養命酒」(第2類医薬品)の容器をリニューアルし、順次全国への出荷を開始した。ユーザーの利便性向上を図るため、瓶口を注ぎやすく改良したほか、パッケージデザインの変更も行った。成分や効能、容量、税別希望小売価格については従来通りで変更はない。
「薬用養命酒」は、14種類の生薬が溶け込んだ「合醸法」と言われる薬酒本来の製法で造られている。生薬の薬効成分による穏やかな作用で体調を整え、健康へと導く滋養強壮剤で、幅広い年齢層の愛用者を有する。
今回の新容器採用について、同社では「お客様からの問い合わせが多くあったキャップの固着を改善する目的で、養命酒を注ぐ際の液だれを防止する“中栓”をつけた」とする。これにより液切れがよくなり、注ぎやすくなると同時に、瓶口についた液が固着してキャップが開けにくくなることを防ぐ。さらに、キャップの形状についても、開けやすい形状に変更している。
パッケージも、新たに読みやすいデザインを採用した。パッケージ表記に使用されている文字の色を、黒から白に変更。また、見やすく読み間違えにくい書体(ユニバーサルデザインフォント)を使用することで、視認性を高めた。同時にパッケージの赤色を変更するなど、デザイン細部のブラッシュアップも行っている。