クラシエ薬品は、中年期以降の物忘れを改善する医薬品「アレデル顆粒」(第3類医薬品)を今月から新発売した。「物忘れの改善」の効能が認められた医薬品で、古くから物忘れや不眠などに用いられてきた生薬「遠志」(オンジ)のエキス顆粒剤。
同社が今年、50歳以上の男女9743人に対して行った調査では、年齢と共に物忘れが気になる人は多く、「昔と比べて物忘れが気になるようになった」は77.7%、「人の名前が出てこないことが増えた」は79.4%という結果になっている。
溶けやすく、持ち運びしやすいスティックタイプの顆粒剤で、税別希望小売価格は42包(14日分)1900円。同社では、「中年期以降、アレやソレなどの言葉が増えたり、ちょっとしたことが思い出せないと感じる人に向けて、早めの対処を訴求していきたい」とする。