保険薬局向け情報システム事業のユニケソフトウェアリサーチ（東京渋谷区、亀田裕文社長）、ノアメディカルシステム（福岡市、坂本省司社長）の両社は、このほど包括的な業務提携を締結した。来るべき地域包括ケアシステムの時代に向けて、「営業・顧客サポート、新製品開発など幅広い分野で互いの強みを生かし、顧客満足度の最大化を目指していく」という。
ユニケは関東地区を中心に、レセコン・電子薬歴・データベース一体型システム「P-CUBEi」、次世代電子薬歴システム「P-POS」、タブレット型電子薬歴「P-POS FreeStyle」など、保険薬局向けシステム事業を全国展開する。同社グループが提供するシステム製品群、医薬品データベースは現在、2万5000を超える医療機関や薬局で利用されている。今後は、これまでの医薬品情報を核としたシステムソリューション事業にさらに特化すると共に、昨年6月にはノーリツ鋼機（東証1部）と資本提携するなど、医療情報分野での新たな領域拡大を図っている。
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