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【厚労省】「総合戦略」見直し案示す‐創薬大国へ六つの方向性

2017年10月06日 (金)

官民対話で厚労省

官民対話であいさつする加藤厚労相

官民対話であいさつする加藤厚労相

 厚生労働省、文部科学省、経済産業省、内閣府の関係閣僚と製薬業界の代表者が政策について意見交換する「革新的医薬品創出のための官民対話」が2日に開かれた。その中で厚労省は、医薬品産業の競争力を強化する施策を盛り込んだ「医薬品産業強化総合戦略」の見直し案を示し、グローバル展開する創薬大国の実現を打ち出した。薬事規制改革を通じたコスト低減で効率性を向上させること、バイオシミラーを含む医薬品の生産性向上・製造インフラの整備など、六つの方向性から見直しを進める考えだ。

 冒頭あいさつした加藤勝信厚生労働相は、「低コストで効率的な創薬を可能にし、最先端の医療が日本で早期に実用化するために、規制や事業環境の整備に関する検討をしっかりと進める。日本発の医薬品を海外市場、特にアジアに展開できる創薬大国の実現を目指したい」と述べた。


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