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一般用医薬品卸のリードヘルスケア（本社北九州市）は、４月１日付でバイタルヘルスケア（仙台市）、ほくやくヘルスケア（札幌市）と合併することを決定した。葦の会３社によるヘルスケア事業部門の統合。存続会社はリードヘルスケアで、同日付で専務が代表取締役社長に昇格する。
新生リードヘルスケアの資本金は14億５０００万円、従業員は約２１０人、売上高は約６００億円（２００８年３月期３社単純合算）。展開エリアは北海道、東北、関東、中・四国、九州。合併新社に対して、各親会社がそれぞれ出資（アステム73％、バイタルネット19％、ほくやく８％）する形となる。
新会社は東京と北九州の２本社制を敷く。営業本部は東京本社に置かれ、その下部組織として営業企画部、広域・東日本・西日本の各営業本部が配置される。また、北九州本社には管理本部が置かれる。
３社はこれまで、それぞれの事業エリアで独自に営業を展開してきたが、今後も地域密着という従来のスタンスを基本に据えながら、さらなる専門性を追求していく。全国に良質な医薬サービスを継続的に提供する機能を確立するため、「ホンモノのヘルスケア総合卸」を目指す考えだ。
また、今回の３社と共に経営統合に向けて取り組んできた茂木薬品商会（東京都）については、４月時点でのシステム統合が困難なことから、合併は据え置く形となった。引き続き秋の経営統合を模索していく。
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