佐藤製薬は、かゆみなどの皮膚トラブルに向けた「タクトシリーズ」の新製品として、あせもや湿疹などのつらいかゆみによく効く、白残りしにくいリニメントタイプのノンステロイドの皮膚用薬「タクトL」(第2類医薬品)を発売し、夏の需要期に向けてタクトシリーズの充実を図った。
新製品の「タクトL」は、有効成分としてリドカイン、ジフェンヒドラミン塩酸塩、グリチルリチン酸二カリウム、イソプロピルメチルフェノール、酸化亜鉛、トコフェロール酢酸エステルを配合している。
酸化亜鉛でしっかりと炎症を抑え、治癒を促進すると共に、ビタミンEが新陳代謝を促す。リニメント剤なので、熱をもった患部を冷やして汗を鎮め、かゆみを抑える。白残りしにくいのも特徴で、“効き目と見た目”を実現する、紫外線が気になるこれからの季節にもお勧めの製品。税別希望小売価格は32g780円。
タクトシリーズはこのほか、「タクトホワイトL」と「タクトローション」(各第2類医薬品)があり、これら3製品とも共通してノンステロイドなので、皮膚の弱い子供や敏感肌の人にお勧めといえる。腕やひざ裏、首などの露出部位、かゆみが強い時には「タクトL」、手が汚れずに気軽に使いたい人や、日焼け後の炎症が気になる人には「タクトローション」というように、症状や使用シーンに合わせて選べる。
同社では汗などであせもや皮膚のトラブルが増えてくる季節を迎え、様々な肌トラブルに対応するタクトシリーズの選択肢を小売店頭を通じて提供し、生活者のQOL向上につなげたい考え。