ピジョンは、耳鼻咽喉科医と共同開発したノズルを採用し、素早くしっかり鼻水が取れる「ピジョン電動鼻吸い器」(特許出願中)を20日から新発売した。また、泡タイプのフッ素塗布剤「ピジョンおやすみ前のフッ素コート」も、同じく20日から発売した。
同社の調査からは、赤ちゃんの鼻水吸引について多くのママが「負担と不満」を感じていることが分かった。特に、3歳未満の子供を持つ“働くママ”に、耳鼻科に通う時間と感想を聞いたところ、混んでいる場合には平均で1時間半程度の通院時間を要するため、「仕事を休めず、耳鼻科に行くための時間が取りづらい」との声が少なくなかったという。
その一方で、自宅で鼻吸い器を使う場合に「吸う力の加減が分からず、鼻水がしっかり取れない」「鼻水を取ってあげるのに時間がかかってしまい、お互いにぐったり」といった声もあった。そうしたママのための「ピジョン電動鼻吸い器」は、赤ちゃんが動いてもズレにくい耳鼻咽喉科医と共同開発の「フィット鼻ノズル」、吸引圧の調節がしやすい「電動ポンプ」、鼻水が逆流しない「鼻水キャッチャー」の三つの特徴で、鼻水が素早くしっかり取れる。
先端部の「フィット鼻ノズル」は、様々な形状の鼻孔にフィットしやすく、赤ちゃんが動いてもズレにくい形状。シリコーンゴム製のクッション構造となっており、赤ちゃんの鼻を傷つけない。成長に合わせた2サイズ(0カ月からのSサイズ、19カ月から大人までのMサイズ)が付いている。
電動ポンプは大きなダイヤルで吸引圧の調節ができ、毎回弱い吸引圧からスタートできる安心設計。さらに、ノズルから吸った鼻水だけを「鼻水キャッチャー」が捉えるので、シリコーンチューブに鼻水が流れ込むこともない。パーツ点数が少ないので分解・洗浄・組み立てがしやすいなど、お手入れが簡単。収納・持ち運びに便利なバッグ付きで、税込み希望小売価格1万5120円。
「ピジョンおやすみ前のフッ素コート」は、低濃度フッ素(100ppm)、薬用成分CPC(塩化セチルピリジニウム)、キシリトールを配合し、毎日の使用に適した仕様となっている。
歯間にしみ込みやすい泡タイプで、歯ブラシの毛の上に乗り、垂れにくいので、子供の歯に簡単に広げることができ、万遍なく塗布できる。フッ素濃度が低く、使用後のすすぎが不要で、6カ月頃からのうがいのできない低月齢の赤ちゃんにも使える。税込み希望小売価格972円。