伊藤忠グループでMR派遣(CSO)事業とコンタクトセンターを手がけるビーアイメディカルは、ソーシャル医療プラットフォーム事業を手がけるエンブレースと業務提携を行った。製薬企業向けの営業ノウハウを活用し、エンブレースが運営する地域包括ケアでの多職種連携を支援するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「メディカルケアステーション」(MCS)の製薬企業への導入を支援していくほか、伊藤忠グループとのシナジー効果も視野に入れ、地域包括ケアに寄与する新規事業につなげていく狙いだ。
今回の業務提携では、まずはBIメディカルの営業担当が製薬企業のMCS導入を支援する。MCSについては、適正使用の推進や製剤の使い方など様々な用途での活用が見込まれるが、どの場面で活用するかによって、安全性部門やくすり相談室、マーケティング担当など営業先の部署が異なっており、それぞれに的確なソリューションの提案が必要とされており、BIメディカルの営業ノウハウを活用できるとしている。また、導入の際に医療機関との契約も必要となり、普段から医療現場に接しているコントラクトMR(CMR)の活用も見込まれる。
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