日本保険薬局協会(NPhA)は9日の定例会見で、九州を中心とした記録的な豪雨による会員薬局の被害状況に関する中間まとめを報告した。それによると、会員薬局の中で被害を受けたのは、熊本県にある15薬局。そのうち4薬局は、被害によって開局できなかったことが判明した。
NPhAは、九州豪雨被害に対応するため、7日に「九州豪雨災害対応本部」を設置。被害状況の情報収集を行っている。これまでの被害状況については、「九州自動車道通行止めによる医薬品流通障害」「主要道路通行止めによる薬局勤務スタッフの確保困難」「川の氾濫で薬が流された方が多く、医療機関への受診が殺到して想定外の患者の来局が増えている」などが報告されている。
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