台湾のバイオ医薬品企業の日本法人「ファーマエッセンシアジャパン」は、1日付で代表取締役会長に小松則夫氏が就任したと発表した。国内で骨髄増殖性腫瘍研究をリードしてきた小松氏を会長として迎え、国内事業を加速させる。
同社は、台湾のファーマエッセンシアコーポレーションの日本法人。現在、新規ペグ化インターフェロン「ロペグインターフェロン」について、真性多血症や本態性血小板血症を対象とした国内臨床試験が進行中であり、今回の人事によって国内事業の加速を図る。
小松氏は、1955年生まれの65歳。81年に新潟大学医学部卒業後、自治医科大学血液科病院助手を経て90年にニューヨーク血液センターに留学。同大学や山梨大学で教授を歴任後、09年から順天堂大学医学部内科学血液学講座主任教授を務めていた。