薬のことなら薬事日報ウェブサイト

◆合同会社スマスタの調査では、薬剤師が最もやりがいを感じる仕事のトップは「服薬指導・薬剤管理」で、6割以上がそう答えていた
◆処方された薬に不安を抱く患者の中には、医師や看護師ではなく薬剤師に相談する人も少なからずいると思う。そうした患者ニーズに応え、信頼を得ていくことがやりがいへとつながり、ひいては薬剤師自身の成長にも結びつくという好循環になるのではないだろうか
◆また同調査の結果から、薬剤師がやりがいを感じる職場環境としては、「薬剤師としての職能を発揮させてくれる職場」が半数近くに上り、「人間関係に気を配ってくれる職場」や「自分の意見が反映されやすい職場」などを抑え、最多となった
◆近年の薬剤師業務においては、対物業務から対人業務へシフトしていく必要性が指摘されている。こうした指摘を薬剤師自身も強く認識しており、機械化などにより業務の効率化を図り、服薬指導などの対人業務により多くの時間を割ける職場を求めていることがうかがえる結果だと言えよう。